ダイジェストでは無く作品を作る

僕はエンドロールを制作するmuvinのスタッフに対して「ダイジェストでは無く作品を作れ」と日頃から口酸っぱく言っています。 普段エンドロールを作っている人間からすれば「ダイジェストと作品の違いは何だ!」とか「自分はいつも作品のつもりで作ってる!」とか言われそうですが、ここで言う「作品」とは何か? 僕の思う定義は二つです。 ・第3者を意識して作られたもの ・クリエイターの嗜好、哲学が投影されたもの 本来ブライダル映像は新郎新婦のために作るプライベート映像であり新郎新婦の要望を出来るだけ映像化することが望ましいと考えらてきました。 しかしながら新郎新婦の要望を全て叶え、二人の為に一生懸命作った映像が必ずしも人の心を動かすとは限りません。 それは何故か? クリエイター自身の個性を生かした映像では無いからです。 ブライダル撮影は楽しいがあくまでお金を稼ぐ為の仕事であり、クレームにならないよう細心の注意をはらって制作する。作り手の意思よりも新郎新婦の要望を第一に考え自分がやりたい表現は押しつぶして制作する。 このようにクリエイターが作る事を楽しめていない作品は基本的に心に響きません。 じゃあ新郎新婦の要望は無視して作りたいように作ればいいかというと、もちろん違います。 要はバランスなんですよね。 muvinのスタッフは、この結婚式をどんな映像作品に仕上げて人を感動させたいかをまず第一に考えます。 ここで感動させる対象者はゲストや新郎新婦だけで無く世の中の全ての人です。 ゲストや新郎新婦を感動させるなんて出来て当たり前 赤の他人に見せても感動できるもので無ければ作る意味が無い 第3者を感動させるには映像が奇麗とか感動シーンをたくさん詰め込んだだけでは駄目で映画の技術と感性が必要になります。 そうした自分の作りたい作品のイメージが出来たら新郎新婦の要望と絶対入れなくてはならないシーンを混ぜていきます。つまり ・自分の作りたい作品性 ・入れなくてはならない必須要素 ・新郎新婦の要望、好み この3点が重なる制作方法を考えるんです。 普通のエンドロールはイベントの羅列である「ダイジェスト」がまずベースにありその上に「作品性」を乗せているイメージですが、muvinはまず「作品性」がベースにありその上に「ダイジェスト」要素を乗せいています。 もちろんこれは前提としてクリエイターに映像作品を作る能力がしっかりと備わっているから出来ることです。 やはり作っている人間が必死で頭を使い楽しんで制作したブライダイル映像は全ての人の心を動かす良質な映像作品の変化するのです。


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